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2019年12月例会((株)サンスタッフ シンポジウム講演、賛助会員5社の商品紹介)

2019年1218日、日石横浜ビル24階会議室において第418ATIS例会が行われました。

例会では、代表幹事報告、続いて新興国の知財調査分科会から調査団についての概要と募集、シンポジウム、および賛助会員5社の新商品/特異製品紹介プレゼンテーションが行われました。

まず、代表幹事報告にて、会員の入退会状況、並びに次回例会の予定などにつき報告がありました。尚、来月20201月の例会は、名古屋での開催で、シンポジウムでは㈱三菱ケミカルリサーチ様より会社紹介をいただき、続いて、㈱デンソー先端技術研究所様から「量子コンピュータ」関連のご講演をいただく予定となっています。続いて新興国の知財調査分科会の(株)三菱ケミカルリサーチの徳野様より、タイ・ミャンマー・カンボジアの知財の情報収集調査団について説明および参加募集がありました。時期は、 20205月下旬~6月初旬(1週間程度)で、当該国の特許庁、JETRO、特許事務所などを視察予定で分科会メンバー5名と一緒に同行される方を募集する旨のご説明がありました。

シンポジウムでは、(株)サンスタッフの佐藤様より(株)豊田自動織機、トヨタグループ並びに(株)サンスタッフについてのご紹介がありました。

親会社である(株)豊田自動織機は、社祖である豊田佐吉が設立した会社で、豊田佐吉は日本の十大発明家の一人の数えられる旨や、代表的な発明として、木製人力織機、G型織機などがあり、G型織機は現在のトヨタ生産方式の原点になっている(糸が切れたら必ず機械停止する)旨のご説明がありました。また、当時から特許は重要視されており、G型織機の特許マップが残っているなど豊田佐吉の発明史であり、豊田自動織機から始まるトヨタグループの歴史のご説明がありました。さらに、親会社の豊田自動織機は、フォークリフトなどの産業機械、自動車部品・組み立て、繊維機械の大きく3つの分野での事業があり、フォークリフト、自動車用コンプレッサ、繊維機械は業界一位であり、これらの維持のための特許戦略(防衛)、新規事業の特許戦略(攻め)がある旨のご説明がありました。

(株)サンスタッフはもともと人材系の会社(事務・技術スタッフ、現場の期間工の派遣、教育など)で、2000年からIP事業部を立ち上げ、外国特許、特許調査、技術資料作成を行っている旨のご説明がありました。IP事業部は人員の半分が女性であることから女性の活躍が期待されている旨、および、親会社事業のグローバル化に伴い、現状あまり対応できていない海外の対応及びその人材育成、時期により繁閑の差が大きいため業務の平準化が課題になっている旨のご説明がありました。

上記ご紹介の後、参加者と活発な質疑応答が交わされました。

                     

休憩の後、賛助会員5社様より各社の新商品、サービス、事業内容などの紹介がありました。

1社目として(株)RWSグループの南部様より、主に「IPShare」のご紹介をいただきました。本製品では、主に、データの一箇所安全保存、共同作業の推進、およびインサイトをクライアントと共有できる点を特徴としている旨のご説明がありました。具体的には、抽出した特許・非特許文献を社内のチーム単位で情報共有、エンドユーザおよびクライアントとのコミュニケーションツール、高度なアクセス権限の管理(グループ/個人単位の権限レベル設定、クライアントは必要案件に限定)IPShareアラートによる新規発行文献の自動追加機能などのご説明がありました。

2社目は、日本パテントデータサービス(株)の福島様より、近年毎年売上高が伸びているなどの業績を含めたご説明の後、特許情報検索サービス「JP-NET/NewCSS」についてご紹介いただきました。当サービスの他社にはない特徴として、出願人検索にて、名寄せや関連会社の検索も可能である点などのご説明がありました。また、新たな機能として、プロジェクト管理機能を追加し、プロジェクトやチーム単位での社内分類の共有や3段階の権限分けを用いた進捗管理などが可能となり、社内の情報共有の課題解決に役立つ機能である旨のご説明がありました。

続いて、(株)発明通信社の佐藤様より、2019年度の特許・情報フェア&コンファレンスでも好評だった分類AIツール「Patent Noise FilterPNF)」についてご紹介いただきました。このツールでは、2値分類または多値分類にてディープラーニングとランダムフォレストによる評価の結果、良い方の結果を利用するというものである旨のご説明がありました。また、他社にはない点として、Average0.7より大きいと一応良い結果であると判断できる機能がある旨のご説明がありました。さらに、「ソシーラス辞書」という、特許文献より、同類・関連・上位概念・下位概念の抽出が可能な辞書のご紹介がありました。今後、第3のアルゴリズムなどの追加を検討しているとのご説明がありました。

次に、パナソニックソリューションテクノロジー(株)の関口様より、「PatentSQUARE」のご紹介があり、「調査・検索」に、「AIによる高度な検索」と「BIによる分析・可視化」を加える旨のご説明がありました。また、新たな機能として、「KKスコアランキング」では、主観的な評価を修正し、牽制度、注目度、出願時期待度などを基に、自他社の効率的な価値評価が可能となる旨のご説明がありました。「BIによる分析・可視化」では、特許マップも簡単に作成でき、効率的な特許分析が可能となる旨のご説明がありました。

最後に、(株)レイテックの前林様より、AIを活用した検索システム「AI調査員」、世界の特許をDB化して特許調査・解析・管理が実現できる「Patlist」、特許価値評価システム「PAT-ValueAs」のご紹介がありました。「AI調査員」により類似特許の効率よい抽出や自動分類が可能、「Patlist」で特許マップを作り関係者に簡易にメール送付る旨のご説明がありました。さらに、(株)NTTデータのRPA「WinActor」と連携し、業務の自動化を図っている旨のご説明がありました。

例会後の懇親会は、同じ日石横浜ビル29階のハーバービュークラブで開催され、多数の会員の他に招待者としてOBの方々も参加され、横浜の素晴らしい夜景をバックに、大変賑やかで和気藹々とした雰囲気の中、旧交を温める懇親会となりました。

以上