ATISについて

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ATISからのご挨拶

私どもATIS(Association of Technical Information Services:技術情報サービス協会)は、1981年に、わが国大手製造業に携わる企業を母体とした技術情報サービスおよび研究支援の提供を業務とする企業が、相互の切磋琢磨とそのための情報の交換を通じて、それぞれの関連知識・技術の向上に務め、あわせて我が国産業の発展に寄与することを目指して設立されました。

当初化学系企業8社が集まり設立した会も、その後、鉄鋼、金属、電機、通信、機械系企業の参加を得て拡大致しました。また、技術情報サービスの提供自体を業務とする独立した企業、および社内で技術情報サービスの提供を行う製造企業の参加も得て、一層の活動活性化を果たし、現在に至っております。

さらに、当初技術情報の調査を中心としていた会員による技術情報サービスも、産業構造の変化、グローバル化、情報を取り扱うテクノロジの発展により変わって来ています。例えば、そのサービスは技術情報に関する調査のみならず、その分析、知財管理、翻訳および内外技術資料の作成にまでに広がっています。

この様に会の形態は変革し続けていますが、活動の核は設立時の理念を堅持するとともに、一方では企業を取り巻く環境の変化に対応しつつ、会員の英知を集約し、活動を発展させる所存です。関係者皆様のご支援、ご協力を賜りますようよろしくお願い申し上げます。

2019年4月
ATIS 代表幹事

ATISの組織と運営

  • ATIS会員は、正会員、特別会員、賛助会員から構成されます
    (会員種別の仔細は「入会案内」を参照下さい)
  • ATISは他のいかなる組織、団体にも属しておらず、会員による任意団体です
  • 活動の原資は、会員からの年会費(15万円)により賄われています
  • 会の活動年度は、毎年7月1日から翌年6月30日です
  • 活動の企画・運営は、幹事会が行います。幹事会は、正会員、特別会員、賛助会員の中から選ばれた幹事若干名、監事1名、および専任の総務幹事1名で構成されています。幹事会では、代表、副代表幹事を選出し、顧問の支援により活動の企画・運営を推進しています
  • 毎月「例会」を開催し、講演会、シンポジウムなどを行っています。また、分科会・研究会を設置し、特定のテーマに関する調査研究を行っています

活動の紹介

ATISはその設立目的を達成するために、技術情報サービスならびにその関連事項に関して次の活動を行っています。

  • 会員相互の知識・技術に関する情報、意見の交換
  • 技術情報サービスに関する調査・研究
  • その他、必要な調査・研究
  • 関係官庁あるいは諸団体との情報交換、意見提言
  • その他、会の目的達成に必要な活動

ATISの主たる活動は毎月開催される例会と、分科会・研究会(以下分科会)です。例会は、全会員参加の月例会であり、会員相互の情報交換と懇親の場です。分科会は、有志参加の個別テーマの研究の場です。

例会の活動

❶ 講演会
知財、最新技術動向など会員に関心の深いテーマを選び、各分野の第一線で活躍中の講師を招聘し、講演会を開催しています
❷ 施設見学
会員関連の施設、一般公開の施設見学を実施しています
❸ シンポジウム
正会員による経営課題とその取り組みを紹介しています
❹ パネル討論
会員に関心の高い特定テーマについて、有識者によるパネル討論を実施しています
❺ 商品・サービス紹介
賛助会員が提供する商品、サービスを紹介しています

その他、分科会活動の報告などを適宜行うとともに、例会終了後は任意参加の懇親会を開催しています。

分科会の活動

調査業務に関する運営・技術研究、特許マップなどの特許情報評価・分析研究、知財関連子会社での経営課題研究、新興国知財制度を含む知財情報研究など会員に関心の高いテーマについて、20名以下程度の少人数で研究しています。

活動状況は随時ホームページの会員サイトにて共有するとともに、(財)工業所有権協力センター殿、(独)工業所有権情報・研修館殿、(財)日本特許情報機構殿などの団体とも連携しています。