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暑くなると「うなぎ」が食べたくなります

2018年の関東の梅雨明けは、なんと6月28日。とても早い梅雨明けでした。気温はすでに30℃を超えています。
こうなると、日本人は、「うなぎ」を食べたくなりますよね。とくにお歳を召した方の「うなぎ」偏愛度は強いです。
筆者にとって印象深い「うなぎ」の味をご紹介します(偏っていると思いますが、ご容赦ください)。

①「日本橋いづもや本店」日本橋本石町 JR新日本橋駅から徒歩3分

もう、この歳になったら「思いっきり贅沢」してもいいと思い始めました。「思いっきり贅沢」を、さっそく実行に移します。
前に勤めていた会社の近くにある老舗の「日本橋いづもや本店」。ランチに、昭和21年建造の建物の座敷を予約し、これから食べられなくなるかもしれない「日本鰻」をいただきました。ランチ探検隊(わたくしが隊長です)の仲間を誘いました。江戸通りを見下ろす老舗の2階。風情のある部屋で、「焼きたてのうなぎ」をいただきました。
「う~ん」とうなりました。「絶品です」。さすが老舗の味。格別です。実は、この時期、いやなことがあり、少し落ち込んでいましたが、とても元気になりました。仲間と「うなぎさん」に感謝です。

②「近三」日本橋小伝馬町 日比谷線・小伝馬町駅から徒歩3分

元裁判官(知財部門)、知財協の元専務理事、特許庁の元審査部長と一緒にランチしました。不思議なメンバーです。
B級グルメの元専務理事がお店を選んでくれました。ここ「近三」です(「きんさん」と呼びます)。日本橋とは言え、中心から少し離れた場所にあります。そのせいか、安いです。「うな重」は「梅」「竹」「松」の3種。「竹」\3,850を選びました。右の写真です。ごはんが見えない状態です。味は「ねっとり」感を強く感じました。江戸の下町の味、庶民の味だと思いました。高級うなぎ店と一味違います。いい味でした。

③「はし家」三重県津市 津駅からタクシーで5分

関東風のうなぎも美味しいですが、関西系も美味しいです。
関西系を食べるなら、三重県津市の「うな丼」をお薦めします。津は、ひとりあたりのウナギ消費量が日本一なのであります。
店舗により、味が異なるようで、津市民に訊くと、さまざまな店が一番に挙がります。小生は、異邦人なので、名の知れた「はし家」しか、行ったことがありません。でも、「津のうな丼」のレベルを知るには充分、感動してしまう量と味でした。
右の写真は「特上のうな丼」、肝吸いとおしんこがついて\2,860。うなぎの量が多いと見えるでしょうが、実は、ご飯の中に、もう一層、鰻が敷かれているのであります。感動しました!関東系と違って、パリッとした外側、ジュワっと染み出す脂、意外と濃い色のタレ。異文化との出会いであります。津在住の会社の先輩のご紹介です。

④「八十八・石川町店」横浜石川町 JR石川町駅南口から徒歩1分

東京には鰻の名店が沢山ありますが、横浜にはあまりないのです。たまたま「石ちゃんと振分親方のグルメ旅」を見ていたら、横浜にもすばらしい鰻の店があることがわかりました。「八十八」という店です。調べてみると、石川町に支店があるのを発見。その店は、通っている整体院のすぐ近く。「その前を何回も通った店」でした。
12時半に行くと満員。13:20に入店しました、お客の注文を聞いてから調理をするようで、注文してから出てくるまで30分かかります。
当方の対策は万全。「鰻の煮こごり」を注文し、「生ビール」で時間を過ごします。
これだけでも満足満足。すごく充実した時間が流れます。30分後、鰻丼が到着。それはすばらしいものでした。関東風をベースにして、関西風を少し入れたように思います。さすがYOKOHAMA。融合文化は得意です。

⑤「宮川本廛」横浜そごう(デパ地下)

季節を問わず、ここのうなぎは美味しいです。
でも、夏のうなぎは、やはり格別。カラダにしみるような気がします。
ここのタレは、甘味を抑えた、サッパリめ。これが、アブラを適度に落とした「国産うなぎ」の味によく合います。
本当は、店に行って食べるのがいいのでしょうが、デパ地下で買ってきて「家で食べる」のもいいです。少し高めですが、それ以上の価値はあります。一串\2,650。

(M.S.)