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2018年10月例会(JPDS・レイテック商品紹介、ソニーG事業・製品紹介・コニカミノルタビジネスアソシエイツ(株)シンポジウム)

ATIS第405回 例会報告

2018年10月18日、ソニー株式会社本社にて、賛助会員の商品紹介、ソニーグループの事業・製品の総合紹介と第405回ATIS例会が行われました。

今回の賛助会員の商品紹介では、日本パテントデータサービス株式会社と株式会社レイテックよりそれぞれ特徴的な自社商品の紹介がありました。
日本パテントデータサービス(株)の古谷様からは、会社概要のご説明に続いて各種製品・サービスについてのご説明がありました。ソフトウェア・ソリューションとして、特許検索データベース「JP-NET/New CSS」、商標検索データベース「Brand mark search」、特許管理システム「PATAS」「PATDATA」、特許分析ソフト「ばっとマイニング」などのご紹介がありました。また、知財サービスとして、「特許調査サービス」「商標調査サービス」「知的財産セミナー」「知財コンサルティング」の各サービスのご紹介、その他JPDSユーザー同士の交流、研鑽をサポートするJPDSユーザー会や、NewCSSクラウド・ぱっとマイニング同時利用ライセンスといった新規サービスリリースについてのご案内がありました。
(株)レイテックの田中様、前林様、鈴木様からは、自社開発製品と販売代理製品の紹介がありました。自社開発製品としては、特許調査・解析ツール「PAT-LIST-GLS」のご紹介があり、先行文献調査や無効資料調査に有効な類似特許を抽出する機能や、所定の母集団に対して自動的に分類を付与してくれる自動分類機能について、実例を交えてのご説明がありました。販売代理製品としては、XLPATの国内代理店となられたことのご紹介、また、RPAツール「WinActor」のご紹介がありました。同社では2018年8月よりNTTアドバンステクノロジ(株)の販売代理店としてWinActorの販売を開始しており、まず販売方針として、人件費削減や作業効率のアップといった目的、各種事務手続きや管理業務といった用途、また導入サポート範囲についてのご説明がありました。次に、RPAの市場動向に関して、今後国内でRPAの利活用が進むとの展望のご説明に続き、同製品の特徴や適用例についてご説明がありました。
また、賛助会員の商品紹介と並行して行われたソニーグループの事業・製品紹介では、小さいパネルをつなぎ合わせて大画面を実現するタイリングディスプレイ、VRによる臨場感あふれるゲーム、AIの学習機能が備わった新しいaibo、テーブルや壁に投影したスクリーンをタッチで操作できるXperia Touchなど、ソニーグループが全世界へ展開を進めている数々の新技術を体験することができ、参加者の皆様に大変好評でした。

次に、第405回例会では、代表幹事報告にて会員の入退会状況、11月例会での講演およびシンポジウムの予告、2018年度の活動計画案、新興国の知財調査分科会によるインド調査団の継続募集、WIPO主催のワークショップ参加報告などがありました。また、来年5月15日に開催される第412回例会のシンポジウムに関するアンケートへの協力依頼がありました。

シンポジウムでは、コニカミノルタビジネスアソシエイツ(株)の遠山様より、コニカミノルタ(株)およびコニカミノルタビジネスアソシエイツ(株)の会社概要ならびに知財部門の活動紹介がありました。最初に、コニカミノルタ(株) の沿革のご説明があり、旧コニカ(株)と旧ミノルタ(株)の合併は複写機事業における相互供給がきっかけであったとのお話がありました。コニカミノルタ(株)知的財産部の活動としては、新規事業・成長事業・基盤事業の各事業展開に沿ったものとなっており、全体としてグローバル出願が増えてきているとのご紹介がありました。また、2018年度の「知財功労賞」において「特許庁長官表彰」を受賞されたとのご紹介がありました。
次に、コニカミノルタビジネスアソシエイツ(株)については1978年設立で、主な事業内容としては特許調査・分析業務以外に、シェアードサービスや人材派遣など多岐にわたっていることが紹介されました。知的財産調査部の体制や現状の課題、人材評価の方法や管理への取り組みについてもご紹介頂きました。