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2019年7月総会・例会(日鉄総研シンポジウム講演・賛助会員商品紹介)

ATIS総会・第414回例会報告

2019717日、JXビル2階講堂にて、ATIS定時総会と第414回例会が行われました。

まず総会では、2018年度の活動報告、決算・監査報告が承認されました。続いて、2019年度の正副代表幹事、顧問、活動計画、予算についての提案が承認されました。さらに、2019年度幹事担務についての報告がありました。

最後に、本総会で承認された2019年度正副代表幹事4名の方々よりご挨拶をいただき、総会を終了しました。

次に、第414回例会が開催され、代表幹事代行から会員の入退会状況、例会活動・スケジュール紹介、第5回幹事会などの報告が行われました。

続いて、新たに賛助会員となられた株式会社知財コーポレーションの富田修一様からご挨拶頂きました。

なお、倉永宏様にATIS功労者表彰が贈呈されました。

シンポジウムでは、日鉄総研(株) 取締役八卷隆博氏より、同社の知財活動への取り組みについてプレゼンテーションがありました。

まず、親会社である日本製鉄(株)の沿革、事業概要、グループ体制、知財戦略の考え方や活動状況等について紹介がありました。続いて、親会社を支援する日鉄総研(株)の沿革、組織体制や人員構成、事業概要、最近の取り組み等について詳しい紹介がありました。知的財産事業における人材育成や施策、運営課題等、会員企業の関心の高いトピックにも触れられ、活発な質疑が行われました。

最後に、賛助会員3社から 新商品、特異商品の紹介が行われました。

先ず、(株)ジー・サーチ 東島正幸氏より「お客様の課題に対するジー・サーチの取り組みについて」の紹介がありました。法令順守のニーズに対してはコンプライアンスチェックサービスについての紹介、また、グローバルな技術情報の調査分析のニーズに対してはJDreamⅢの機能強化として中国文献の収録拡大や学術文献へのIPC分類付与を進めているとのことです。また、オープンイノベーションのための共同研究者探索のニーズに対応するためJDream Expert Finerを新たに開始する(本年8月リリース予定)とのことです。

次に、中央光学出版(株)様より「Orbit Intelligence 最近の拡張機能」の紹介がありました。まず、検索モジュール側では、Questel社のバージョンアップの主なポイントとして、図やテキスト、生死等の各種表示が改善された他、一部の日本のリーガルステータスの検索が可能になり、韓国のコンセプトが収録されるようになったとのことです。また、分析モジュール側では、お勧めマップの提案の他、テクノロジーインパクト、市場カバー率、特許の強み、特許価値等の指標に関する計算方法の変更等について紹介されました。

さらに、一般財団法人日本特許情報機構 長谷川雅昭氏より「Japio世界特許情報全文検索サービス(Japio-GPG/FX)、」の紹介がありました。Japio-GPG/FXでは、世界主要国/地域・機関の特許・実用新案公報の全文を日本語・英語により一括で横断検索ができることを特徴とし、最近では、台湾公報について日本語での全文検索・閲覧が可能になったとのことです。また、人手翻訳と比べて遜色ないGPG/FXでの翻訳方式により精度の高い機械翻訳文を提供していること等が紹介されました。