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2019年9月例会(ホンダテクノフォート シンポジウム講演・NTTデータ 山下様講演)

ATIS第415回例会報告

2019年918日、大田区産業プラザPiOにおいて、第415回例会が行われました。

まず、代表幹事から、会員の入退会状況(変更なし)、例会スケジュール、第1回幹事会の報告等が行われました。

続いて、シンポジウムでは、()ホンダテクノフォート 知財・IT事業室 室長 田口 知幸氏より、Hondaグループの事業概要および知財活動の紹介、そして、()ホンダテクノフォートの組織構成、事業内容、親会社との役割分担、人材育成などについて詳しい紹介があり、活発な質疑が行われました。

 

次に、講演として、(株)NTTデータ システム技術本部 デジタルテクノノジ推進室 課長 山下 真一氏より、「ブロックチェーン技術の展望 ~最新動向から見た期待と課題~」と題して、ブロックチェーンの今から、適用に向けた課題、展望等の話題から、ブロックチェーン関係の特許動向まで、多岐に亘るお話をいただきました。

ブロックチェーン技術は、仮想通貨ビットコインにおける分散台帳管理システムとして知られていますが、そのメリット/デメリット、分類、現在の状況、トレーサビリティとデジタルID、課題、取り組み企業、および(株)NTTデータでの活動などについて、詳しい紹介をいただきました。ブロックチェーン技術に関する特許の出願動向では、ここ数年で一気に取得に向けた動きが広がっていること、かつ中国と米国での取得が活発であることとの話がありました。ブロックチェーン技術は次の時代のプラットフォームとして、実利用に向けた活動にシフトされている状況であるとのこと。今後、技術的な視点だけでなく、広い視点で検討が進められていくことが大切となっています。