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第445回例会報告

2022年518日、日鉄総研本社 国際ビルよりリモート会議にて、42会員 121名(リアル10名、リモート111名)の出席によりATIS第445回例会が行われました。

例会において代表幹事から、会員の入退会状況、例会活動状況等の報告が行われました。引き続き、各分科会より年間活動報告、および質疑がそれぞれ行われました。

1) 調査業務運営分科会では、特許庁との意見交換および外部講師を招いた講演会の実施など、知財調査事業における課題とノウハウの共有、情報交換に関する取組みの報告がありました。

2) 調査技術分科会では、先行技術調査の演習や調査報告書の構成検討など、調査スキルおよび調査品質向上に関する取組みの報告がありました。

3) 知財分社経営分科会では、知財子会社の人材育成などの経営課題に関する討議や、外部講師を招いた講演会の実施など、知財分社特有の経営課題の解決に向けた取組みの報告がありました。

4) コーポレートサポート分科会では、人事制度・処遇体系・人材育成等の業務全般に関する共通課題に対し、各社の対応状況や関係分野の状況を広く共有・意見交換を行いました。本年度は、コロナ禍におけるリモートワークを支えるITインフラ基盤や情報セキュリティ対策などを取り上げたと報告がありました。

5) 特許情報研究分科会では、日本の「特許公報刷新」を取り上げたディスカッションのほか、特許庁講師による特許行政動向などに関する講演会を実施したと報告がありました。

6) 新興国の知財調査分科会では、 新興国の知財情報についての調査/情報収集のため、本年度はタイ特許庁等のデータベースの収録状況調査やJETROとの情報交換を実施したと報告がありました。

7) 若手による意見交換分科会では、異業種のメンバー間で、自分の組織紹介や業務上の悩みなどについて自由に意見交換を行ったと報告がありました。

8) 特許翻訳分科会では、明細書作成における機械翻訳の利用可能性について討議を行いました。下期活動では「機械翻訳+ポストエディット」のメリットと限界を把握し、今後の機械翻訳の活用方向性などについて意見交換を行ったと報告がありました。

9) AI調査分科会では、AI調査ツールの利活用のため、最新情報入手や意見交換により知見を深めること目的とし、外部講師による計4回の勉強会を実施したと報告がありました。

10) IPランドスケープ研究分科会では、各社のIPランドスケープの検討事例紹介やIPランドスケープに必要な情報収集/分析方法/まとめ方の検討に関する報告がありました。

 

今回の分科会報告では、各分野の興味深い活動を知ることができ、会員にとって大変有意義なものとなりました。

 

 

以 上