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[2026年5月15日開催] 調査技術分科会報告

「2025年度第8回 ATIS調査技術分科会」において、外部講師による講演会を行いました。

日 時:2026年5月15日(金)15:00~17:00
場 所:株式会社リコー本社、 Teamsオンライン会議
テーマ:「AI時代の特許調査——「何を入力するか/しないか」が出力を決める」
講 師:スマートワークス株式会社

代表取締役社長 酒井 美里 様

今回の講演は、分科会メンバーが自社で利用可能なAIを用い、実践的な体験を行うワークショップ形式で実施されました。
講演に先立ち、酒井様から事前課題が提示されました。内容は、受講者が日々の調査業務で無意識に行っている視点や判断軸を言語化し、AIが理解できる形でMarkdownファイルとして整理するというものです。さらに、そのファイルをAIに与えて情報収集を行わせることにより、AIの出力結果にどのような変化が生じるかを体験する設計となっていました。

当日は、事前課題の結果をもとに受講者と酒井様によるディスカッションが行われました。その中では、自身が持つ調査ノウハウを形式知として明示化することの重要性や、「AIに何を渡すか」によって「何が返ってくるか」が大きく変わるという点について、多くの気づきが共有されました。

また酒井様からは、AIの利用が今後さらに一般化することで、調査を通じて得られる情報量が増大し、その結果として人が判断に迷う場面が増える可能性について指摘がありました。このような環境においては、人間が最終的な意思決定を担うこと、その際の判断軸をあらかじめ言語化しておくことの重要性が示唆されました。

ワークショップ終了後には、酒井様を交えた懇親会が開催され、活発な交流が行われました。本講演は、多くの参加者にとって実務に直結する学びの多い、大変有意義な機会となりました。

最後に、ご多忙の中ご講義いただいた酒井様に対し、受講者一同、心より感謝申し上げます。

講演会の後の懇親会にて
(右から3番目の方が酒井美里様)